特別な日にはスペシャルキャットフード
我が家には4匹猫がいます。
皆食欲旺盛で何を出しても食べてくれています。
私たち人間にとって美味しいものを食べるのは、すごく幸せを感じるのと同様、猫達にとっても美味しいご飯を食べるのはすごく嬉しいことです。
我が家の猫達には、市販のキャットフードを与えていますが、普段は比較的安価なドライフードを食べさせています。
そして、週に一度のお楽しみとして、日曜日はウェットフードをあげています。
ウェットフードは、すごく猫達が楽しみにしていて、私がウェットフードの缶を持っている姿を見ただけで、大興奮しています。
ドライフードの時には、離れたところから見ているだけの猫も、ウェットフードだと早く食べたくてたまらないようで、声を上げて鳴いたり足元にまとわりついて、早く器に入れて食べさせてよとアピールしてくるのです。
その猫達の反応があまりにも可愛くて、つい意地悪してまた隠したりすることもありますが、そうすると皆が抗議の声を上げてズボンのすそを引っ張ってきたりします。
4つの器に入れるとすぐに、各々器に顔をうずめるようにしてがっついて食べるので、すぐにまた別の缶詰の封を切って入れてあげないとあっという間になくなってしまいます。
美味しいご飯をたらふく食べた後には、皆がお腹が満たされて苦しいのか幸せいっぱいなのかは分かりませんが、4匹が体を寄せ合って熟睡しています。
給料日には、私たち人間も普段よりも豪華な食事をするので、猫達にあげるキャットフードも奮発して値段の高いものをあげています。
この時には、高級なドライフードをあげますが、やはりとても美味しいようで食いつき方が普段とは全然違います。
猫達の誕生日やお正月、クリスマスなどの特別な時には、さらにスペシャルメニューを考えてあげています。
百円ショップで購入した食器で、一枚のやや深い楕円形のお皿で、仕切りがあって3つに入れる所が分かれているものがあります。
それを4枚購入し、スペシャルキャットフード用として使っています。
高級なドライフードとウェットフードを、1種類ずつ仕切りの中に分けて入れて、3種類の食事を楽しめるようにしているのです。
最初のあげる時には、猫達がどういう反応をするのかなと思い見ていると、一番食いしん坊な猫がウェットフードだけを平らげてドライフードはそのまま残し、他の猫の食べている皿に顔を突っ込んでウェットフードを奪い歩くという事態がおきてしまいました。
せっかく4枚の皿にご飯を入れたのに、しっちゃかめっちゃかで全く意味がありませんでした。
そこで、次からはあげ方を工夫してみました。
一気に全員にあげるとしっちゃかめっちゃかになってしまうので、2匹ずつ別室で見守りながらあげます。
お皿は、部屋の端と端に置いて見守りながら食べてもらいました。
すると、4匹ともしっかり3種類のキャットフードを全ト食べられてとても幸せそうです。
あげたこちらとしても、皆が美味しそうに食べてくれている姿はとても可愛くて、見ていて癒されました。
大食漢の猫だとこれだけだと足りない時もあるようなので、ご飯を皆が食べ終えてから、いつものように安いキャットフードを常設して好きなだけ食べてもらっています。
猫達にとって、食事の時間は一番の楽しみなので、もっといろいろ工夫して充実した食生活をおくらせてあげたいです。